日記

バックナンバー

[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

2003年11月2日(日) いろんな事

ひと月も空いてしまいました。書くこといろいろです。
まず、カウオークション終了しました。落札して下さった方々、ここのサイト御存知かどうかわかりませんがもし御覧になってましたらありがとうございます!!!
最終の方は知ってる方でした!!よって会いに行こうと思えば行けます!よかったあ!

先週の土曜日は友人で、また偶然カウパレードにも参加してたオブジェ作家の馬田純子
さんのウチに久しぶりに遊びに行った。彼女は一軒家を自分で改造してアトリエとして使ってる。それがまた彼女らしく、天井の灯窓までぶち抜いて和紙貼って蛍光灯いれて。ドアなどはもう完全に馬田さんの世界。立体の弱い僕には頭の下がる思いです。
そして彼女がいま夢中なメキシコ料理をごちそうになり・・・食べたことのない味もありました!旨かった。ごちそうさまでした。
ただいまメキシコ滞在中に研究した彼女の視点のメキシコ本出版に向けがんばってます。(このPCの時代に全て手描きの原稿でした!凄い)
ちなみに彼女の作品はガラスをちりばめた生物(とかげとか鳥とか)が代表的ですが
それに留まらずかなり大きな造形物を企業に提供したりしております。
そのフォルムやテーマ、好きな作家です。

今週は木、金と夜飲みに(と言ってもこのしたの日記の様な事はありません)。
まず木曜!
ご縁があって池内ひろみさんの『東京家族ラボ』(テレビ等で御存知の方もいらっしゃると思いますが)事務所拡大移転パーティにお呼ばれしてまいりました!!
目白にあるそのマンションはとても広く、各部屋がいろんな相談に応じて機能してまして(家族問題に取り組んでらっしゃいます)いい感じの事務所になってましてすっかりリラックス。そのパーティにも弁護士さんからジャーナリストの方、新聞社、出版社の方、漫画家の方とかなりの方がお見えになっておりました。実はそこの壁をお借りしましていつもの『ライブペインテイング』をさせていただきました!!こんな方々の前でやらせていただくのも滅多にないチャンスかなと思い描かせていただいたのですが、今回も3枚同時進行で描いて来ました。とても気持ちのイイ思いをさせていただきありがとうございました!

次の日は西麻布の『鳥庵』目指して(同級生の焼き鳥屋)行ったのですが、本に載ったらしく予約がいっぱい!甘かった。どうも縁がないなあ。前もカウンターしか座れなかったし。しょうがないのでその隣のあの、ブッシュと小泉が去年会合してた『権八』
へ。お台場の権八はよく行くがここは初めて。やっぱり外人さん受けするブレ−ドランナーっぽい日本感の造り。でも西麻布なので広い!こぎれい!(本当のブレ−ドランナー造りはやっぱ吉祥寺『いせや』でしょう。)あ、メンバーはこれまた久しぶりのアサヤンでお世話になったN氏とNYでお世話になったsさん!こうしてあれから4年経っても気にかけてくれおつき合いしております。ありがたい。

昨日は青山ぶらぶらしてました。そしたら丁度『スパイラル』で『TAKE ART COLLECTION
』というART展やってたので観ました。お気に入りのアーチストを見つけよう、持ち帰ろう、一緒に暮らそうをテーマにかなりのメンバーや有名なギャラリーが協力しての展覧会。感想は・・・・・・・・。もちろん好きな作家がたくさんいてそれなりの作品が並んでましたが、なんか全部見る気もしなくなって、やな感じが僕の気持ちを支配したのは事実。気軽に買えて、持ち帰る作品に出会う事はなかった。個展ではなくこういった
多数参加型のイベントだからしょうがないのでしょうが感動はありませんでした。
アートし、提供する方とそれを観て買う方の関係性というか特に日本のその関係性を考えさせられてしまいました。やな気持ちとして。

本気出してない作家さん(そう感じます)の作品でさえ高い値段でも売れてしまう事実。この事実の方が悲しいかな多い。ま、それで両方気持ちが成立してればそれは僕が勝手に嘆いてるだけの事ですが。

が!!!そんなもんもんとした気持ちからすごくいい気持ちに!!
そのスパイラルの二階の雑貨フロアの片隅(エレベータ入り口の前ってどうなんだろ)で開催してた『鈴木智香子展』。
ガラスで造られたオブジェ、アクセサリ−!!特にオブジェ!!素晴らしかった。
作家さん(もちろん会場にいらしてました。いない個展も多いです。)とも少しお話できましたが、またこの方が素晴らしく謙虚というか、とにかくいい方でした!!!
作品に対する愛情というか魂の入れ方も十分伝わって来ます。(デイスプレイからして
本気)当たり前の事ですが作家さんの愛が伝わって来ました。
彼女の造る人物のオブジェ!久々に感動しました。よかったあ上のフロアまで来て。
思わず買ってしまいました。二点!
彼女の存在を知れただけでもスパイラルへ行って良かった。

で、良い気持ちになったのでもう一度見直そうと(TAKEARTCOLLECTION)上から覗いてたらビデオ流しながら何やらトークショー。どうもいろんな部屋のインテリアを映しながらのトーク(パンフ見ると誰か分かりますがここではどうでもいいので)。
つまみ聞きなので何ですが彼は部屋のインテリアを見ることによって住人の職業が分かる、という主旨を話してて、ああそんなクイズ番組もあったなあと思いながら聞いてると『例えばこの部屋(写し出されたのはかなり洗練された部屋)。ここにドクロとか配置してますねえ。これをみる限りでもまさかこれで銀行員の部屋とは誰もおもわないでしょう?』(笑)・・・・・。そこで笑うと言うのは本気で?

うちのマンション、銀行員の方の世帯四世帯ありますが、バリバリいけてます。












2003年11月13日(木) 2周年パーティ!

という事でここのコーポラに移り住んで早二年。先週あつまりましたがなぁ。
ここの住人17世帯の内の12世帯が!!何人あの地下の部屋に居たのか把握できないけど、階段から見下ろしたらホントたこ部屋でした。来ていただいた皆さん、すみません窮屈な思いをさせて。 でも、ここのコーポラの方々はほんとに素晴らしい!みんなお酒や料理持参で楽しいひとときでした!6時から始まって気がつくと朝の3時!で、もっと気がついた事は『奥さん方』の方がお酒も強い!!!いつのまにか奥さん酒豪軍団は1階のダイニングテーブルに集い、続々とダウンして帰ってゆく旦那さんを笑顔で
見送り、日頃の鬱憤を晴らしたのでありました!!めでたしめでたし。そんな日もないとねえ、奥さん方もたまには。(しかしツヨイ!!)

そして昨日は朝日新聞スポーツ部の方々と、元旦の僕の絵についての相談の為に、この
近所の料亭へ。(あと、ワールドカップやターザンのポスターを手掛けてもらったボクの信頼してるデザイナーのK氏に、また絵をいじってもらおうと僕から頼み参加する事に。)その料亭、桜上水の住宅街にぽつんとあって、以前から気になってたのですが
いい機会なので利用してみました。いや、びっくり!飛騨の民家をそのまま再現した様な落ち着いた造り。広い土間、高い天井。近所じゃない(飛騨に来た)みたいでした。しかも御夫婦とお嫁さんの3人が物凄く気のきいた御持てなしをして下さり、その空間にお客さんは僕達だけ。次から次に来る料理(御主人は奥でずっと料理)は絶品!
そんな接待ってサラリーマンの方ならあるのでしょうが僕らはほんとにたまに、なので
とてもいい経験でした。ありがとうございました。
もっとびっくりしたのがその後に行った飲み屋で話し込んでる
うちに、なんと朝日新聞のお一方と、ボクが推薦したデザイナーのK氏とが同じ高校で
しかも一つ歳が違うだけ。ラガーマンの朝日新聞の方とサッカー小僧だったK氏とで共通の友人やローカルな話に。世間は狭いものです。
という訳で今週はその新聞の為の絵を気合い入れて描いてます!
元旦!皆様お楽しみに!!!!!

2003年11月20日(木) 年末に向け。

遠い!!飯能は遠かった!ちょっと一旅行という感じ。いや前々から井上ワタル氏プロデュ−スの、陶芸家桜井氏の器に、僕が直接絵付けをしてネット販売するという企画
を実現させようと彼がスケジュール調整してくれてまして先日日曜日にやっと桜井氏の
アトリエのある飯能に行って来ました。いや遠いのは車があるのでなんともないですが
さすがに50個弱の器に絵を描く作業は‥‥肩がパンパンになりました。手馴れない作業でさすがに絵を描くのは早い方の僕でも5時間は描きっぱなしでした。
がしかし面白かった!!ありがとうございます、いい経験でした。
そしてそのあと井上氏のこれまた絡んでる大泉の(例の)鮪改め『國上屋』へラーメンをごちそうになりに!!開店当時よりさらに進化してたラーメンの旨いこと!!
ほんと旨い!!壁にはあいかわらず僕の絵をたくさん飾ってくれてました!!
あ!そういえば渋谷に年末にラーメン店が8店鋪集合したスペースが出現します。そこのフロアーの壁や絵はおそらく僕が飾ることになりますので、詳細お待ち下さい。朝日新聞もただ今製作中です!!

そして・・・・・
週があけた月曜日。

この前の日記に2周年!で盛り上がった。と書いたばかりなのに。
その中でもとても仲の良かった御夫婦の奥さんが、1年間病気と闘って
お亡くなりになりました。
突然で今も信じられません。つらいです。
何もしてあげられなかった。こんな日記に書くのもどうかと思いましたが忘れてはいけない出来事ですし彼女の事を思い出したいのであえて記しておきます。
ここの住人はあしかけ4年つきあってますが、日記にもよく登場する様に、昔からの友人の様に仲良く、同志の様に深く結ばれています。
彼女はホントに綺麗な方で、いつも笑顔で、だんなさんを愛してて。
今年、少し元気になった5月頃無理を押して『ヒデキチツアー』と自ら称して
ここの住人3家族で銀座の立木義浩氏の僕の写真を観て(その時確か立木さんが『ヒデキチ君の友達美人多いなあ。一緒にこの写真の前で撮ろう』と声をかけて下さり、皆をお弟子さんが撮ってくれたはず。あの写真欲しいなあ)そのあと、下北で僕の個展を観て、帰り焼肉を食べて楽しく過ごしました。それが最後のいい思い出となってしまいました。
彼女に最後に僕の絵を観てもらった事、ほんとに良かった!

36歳の若さで・・・早すぎます。つらすぎます。
ショックです。御冥福を心よりお祈りします!!

2003年11月27日(木) つらいけど。

前回書いたように永遠のお別れが一番つらいけど、又会えるとはいいながらも別れはつらい。僕の数少ない友人達がぞくぞくと東京を去って行く。僕が東京に住み始めてもう23年、それからしばらくして上京して来た大学時代の友人はいつのまにか故郷の三重へ。同郷の後輩は一家で故郷松山へ。こちらで知り合った関西出身の友人達も地元へ!!去年あたりから今年で、僕のほんとに仲のいい友人がごっそりといなくなってしまって・・・。僕が思うにやっぱり人生で一番大切な財産は金、ではなく友人だと思う。家族ももちろんそうだがそういう絶対的な存在ではなくいつもあやふやで駆け引きがあって、自分を試したり試されたりそうしながらいつのまにか築き上げてくという意味においての財産。
僕は『友人』という財産を作るのがすごく下手だ。気にはしているのだが相手から見るとどうも薄情らしい。若い頃すごく仲が良くて、僕は今でも親友と思ってるのだがむこうから連絡なければ、平気で1年や2年連絡をとらない。連絡がなくても元気ならいいと思う。それで友人か?とも思うし、妻や兄貴にはいつも連絡をとって、会って、悩んで話せる親友が少なくとも一人はいるのが心底羨ましいと思う。
前にも言ったように『転校生』だった僕は友達が出来、それが親友となりかけた頃にいつも『別れ』がきて終わってしまう。終わるのが怖い。そう終わりたくないのだ。
そしてもうひとつ。友人と深く、長くつき合う術をしらないまま大人になったので
感覚が分からないままなのかも知れない。友達コンプレックスというのがあれば、まさにそれだと思う。
だが、もういい大人だ。東京に来てかけがえがないなあと思う友人も、少ないが多少は
出来た。大事にしなきゃなあと思ってた。
それがどうだ!こちらから終わりたくないと思ってたら今度は向こうがいなくなってしまって。そりゃないぜ!!つらいなあ。歳とって元気なら彼等を訪ね歩く旅(それもいいなあ)もいいが、いろんな意味で弱くなった時、そばに友人がいる!という事の心強さったらないんではないか。
と思ってただけに・・・とにかくみんな元気でいろよ!!!!

長年住んだ東京を決意を持って去って行く友人達へ。


[先月] [目次] [来月] [最新版] [トップ]

webmaster@hidekichi.com
Akiary v.0.51